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裁判の基礎知識記事一覧

皆さんは、裁判という言葉から何を連想しますか。黒服を着た裁判官がいかめしい顔をして壇上に座り、弁護士や検察官が左側の席と右側の席に分かれ、対立して激しい議論をしたり、証人尋問をしたりといった法廷のシーンが思い浮かぶでしょうか。最近では、弁護士や検察官を主人公にしたドラマがテレビで放送されていますし、法廷を舞台にした映画や小説も多いので、裁判に対して関心を抱いている方も少なくないと思います。さて、裁...

裁判という言葉には、広狭二つの意味があります。厳密には(狹い意味では)、「裁判所が事実に法律を適用して、行う判断」のことを指します。これには、私法上の権利義務に関する争いについての民事裁判や、刑事法を適用して刑罰を科する刑事裁判などがあります。民事裁判には、家庭裁判所が行う審判(家事審判)や、訴訟手続きによらず簡便かつ弾力的な手続きである非訟事件手続きによって行われる審判なども含まれます。また、行...

あらためていうのも変ですが、裁判は裁判所で行われます。わが国の裁判所には、最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所、簡易裁判所、家庭裁判所の五つの種類があります。最高裁判所国家の統治権は、立法権、行政権、司法権の三権に分かれています(三権分立と呼ばれます)が、このうち司法権を担当するのが最高裁判所を頂点とする裁判所組織です。最高裁判所は日本に一つしかありません。東京都千代田区隼町の、国立劇場の隣のりっぱ...

裁判の種類として、判決・決定・命令の三つに分類することができます。このうち、判決は重要な事項についてなされる裁判であり、通常の訴訟において裁判というときには、判決を意味することがほとんどです。判決を行うのは裁判所ですから、複数の裁判官による合議制では、その合議体により判決が行われます。また、判決をするためには必ず当事者が主張をぶつけあう口頭弁論を経なければならず、その上訴方法としては、控訴や上告な...

裁判官の種類裁判は、裁判官と呼ばれる公務員が主体となって行います。裁判官には、最高裁判所長官、最高裁判所判事、高等裁判所長官、判事、判事補、簡易裁判所判事の六種類があります。多くの裁判官は、国家試験の中でももっとも難しいとされている司法試験に合格し、1年6か月の司法修習を終了すると、まず判事補に任命されます。そして、判事補として10年の経験を積んだ後に、判事に昇格します。判事は単独で判決をすること...

検察官は、検察権を行使する権限をもつ国の機関です。少しわかりにくいいい方ですが、個々の検察官が検察権行使の権限をもっており、検察官は、個々独立の官庁だということです。これを称して、検察官は独任制官庁であるといわれています。ただし、職務を遂行する上では、上級者の指揮のもとに一体となって行動します。検察官の行う事務を統括するのが検察庁です。検察庁には4種類います。そして、最高検察庁の長が検事総長、高等...

弁護士の仕事弁護士は、訴訟事件など法律に関係する仕事を広く扱います。弁護士に関する事項については弁護士法で規定されており、その一条一項には、「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」と定められています。弁護士の多くも、裁判官や検察官と同様、司法試験に合格し、1年6か月の司法修習生としての修習を終了した者がなります。ただ、裁判官や検察官を退官して弁護士に転身する方や、大学の...

法廷を傍聴すると、裁判官がいる法壇の前の席に、裁判官と同じような黒い職服を着て座っている裁判所書記官と裁判所速記官の姿を目にすることでしょう。傍聴席から見て左側が書記官で、右側が速記官です。裁判所書記官裁判所書記官は、事件に関する記録などの書類を作成して保管したり、送達に関する事務を行ったり、法令や判例を調査するなど幅広い仕事を行っています。特に、法廷における当事者などの供述を記録して、調書を作成...

通常の事件では、裁判に納得できない者は上級裁判所に不服を申し立てることができます。そして、この上級裁判所の裁判に納得できない者は、もう一度さらに上級裁判所に不服を申し立てることができます。結局、1つの事件について3回の裁判を受ける機会が与えられているわけです。これを三審制度といいます。第一審が地方裁判所である場合には、第二審は高等裁判所となり、第三審は最高裁判所となります。これに対して、第一審が簡...

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