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皆さんは、裁判という言葉から何を連想しますか。黒服を着た裁判官がいかめしい顔をして壇上に座り、弁護士や検察官が左側の席と右側の席に分かれ、対立して激しい議論をしたり、証人尋問をしたりといった法廷のシーンが思い浮かぶでしょうか。

 

 

最近では、弁護士や検察官を主人公にしたドラマがテレビで放送されていますし、法廷を舞台にした映画や小説も多いので、裁判に対して関心を抱いている方も少なくないと思います。

 

さて、裁判とは、難しい表現をすると、「裁判所が法律上の紛争を解決するために事実に法律を適用して行う公権的な判断のこと」をいいます。わかりやすくいうと、「ある事件が発生した場合に、裁判官が法律に照らして黒白を決めること」を裁判というわけです。

 

 

 

裁判の方法は、時代によって、また、国によってそれぞれ異なります。古代わが国では、犯人または争っている者に陳述が真実であることを神前で誓わせたうえで、素手で熱湯の中の物を探させ、やけどをしたか否かによって誓約の真偽を判定する(正しい者はやけどをせず、正しくない者はやけどをするとされた)盟神探湯(くがたち)と呼ばれる方法が行われていました。

 

 

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また、ヨーロッパでは、キリスト教会の異端者を追及することなどを目的として魔女裁判が行われた時期がありました。現在では、アメリカなどでは陪審員と呼ばれる市民の代表者が評決をする制度がとられていますが、わが国ではもっぱらプロの裁判官が裁判をします。

 

なお最近、わが国の民事訴訟法が大きく改正され、遠隔地に住む証人を尋問する場合には、テレビ会議システムなどの装置を活用して尋問できるようになり、裁判のあり方も徐々にですが変わりつつあります。ところで、わが国はアメリカのような訴訟社会ではありませんが、それでも現在おびただしい数の事件が裁判所において審理されています。

 

 

わが国では、裁判に時間がかかるのがなかば常識化していますが、そこにさらに次から次に新たな訴えが提起されますから、未処理の事件がどんどん増加し、裁判所はパンク寸前の状態です。

 

このような状況のもと、裁判のニュースとして私たちの耳目に触れるのは、ほんの一握りの事件です。では、どのような事件がニュースとして取り上げられるのでしょうか。

 

一般的には、やはり刑事事件が多いようです。特に社会的に注目を集めた事件については、事細かに裁判の経過が報じられます。一連のオウム真理教事件では、連日のように捜査の進展状況や法廷でのやりとりが詳細に報道されました。また、政治家、官僚、大企業、有名人などが関与した裁判のニュースも大きく報じられます。

 

 

 

これらニュースのネタは、視聴者や読者の興味をそそるものが優先的に選ばれるといった傾向もあるでしょうが、他方で、ニュースに取り上げられた事件は社会の一断面として世相を反映したものといえますから、裁判のニュースをよく分析すれば、時代の流れが垣間見えるかもしれません。その意味でも、裁判のニュースは大変興味深くぉもしろいものといえるでしょう。

 

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