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公判手続き  論告・求刑から判決まで

論告・求刑

証拠調べの手続きが終わると、検察官が最終意見を述べます。これを論告といいます。この論告には、被告人に対してどのような刑を科すのが妥当であるかといった求刑が含まれます。

 

 

論告のなかで、公訴事実の認定についてどの程度述べるかは事件ごとに異なりますが、争いのない事件については、単に「本件公訴事実は当公判廷で取り調べられた証拠により証明十分である」と述べるだけですませているのが通常です。

 

これに対して、被告人が公訴事実を認めていない否認事件では、証拠の証明力などを具体的に説明し、被告人・弁護人の主張に対する反論を展開します。

 

また、情状についても、検察官としての立場から陳述することになります。

 

 

 

弁論

検察官による論告・求刑に引き続いて、弁護人が意見を述べます。これを弁論といいます。

 

弁論は、検察官の論告・求刑に対して、弁護人の立場から、被告人にとって有利な事情も存在することを指摘して、適正な判決を求める意見を述べるものです。

 

無罪を主張する場合には、無罪であると考える根拠について公判で取り調べられた証拠の矛盾点などを指摘しながら説明することになります。

 

 

被告人の最終陳述

以上のすべての手続きが終わると、最後に被告人が意見を述べます。これを最終陳述といいます。通常は、事件に対する意見や現在の心境などを述べます。

 

 

判決の宣告

判決宣告手続きは公判廷で行われます。

 

判決の宣告は、裁判長が判決の主文を朗読し、続いてそうした結論に至った理由を説明します。さらに、有罪判決の場合には、被告人に対して、14日以内に控訴をすることができることおよび控訴の申立書を提出する裁判所について告知します。

 

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