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証人尋問の手続きと流れ

裁判のドラマで、法廷のシーンとして登場することが多いのは証人尋問でしょう。

 

民事の証人尋問も、基本的には刑事の場合と同じやり方で行われます。ただし刑事の場合は検察官と弁護人とがやり合うのに対して、民事の場合は弁護士と弁護士とがやり合うという違いがあります。

 

 

証人尋問は、まず、裁判長が証人に氏名、住居、年齢、職業を尋ねて、人違いでないかどうかを確認する手続きから始まります。

 

次に宣誓がなされます。これは、証人が良心に従って真実を述べることを宣誓する手続きです。この宣誓が行われているときは、裁判官も当事者も、傍聴席で座っていた人も、法廷内にいる人は全員が起立することになっており、厳粛な雰囲気となります。

 

宣誓が終わると、まず、証人を申請した側から尋問が始まります。これを主尋問といいます。尋問は一問一答で行われます。

 

主尋問は、証人を申請した側からの尋問ですから、尋問する者にとって有利な証人であることが多いわけです。実際にも、主尋問においては、事前によく打合せをして、自分たちに有利な証言だけを引き出す準備をしてから本番に臨んでいることが少なくおりません。

 

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主尋問が終わると、次に相手方(原告が主尋問をしたときは被告、被告が主尋問をしたときは原告)が尋問をします。これを反対尋問といいます。

 

 

 

反対尋問の場合は、尋問をする者と証人とが敵対関係にあることが多いですから、前もって打合せをすることはできず、事前準備をすることが難しいわけです。

 

したがって、反対尋問をする側とすれば、ぶっつけ本番で臨まなくてはならないことも少なくありません。また、反対尋問をする側は、主尋問での証言を何とか切り崩さなければなりません。弁護士にとっては腕の見せどころでもあります。

 

 

反対尋問が終わると、証人を申請した側にもう一度尋問する機会が与えられます。これを再主尋問といいます。

 

当事者からの尋問がひととおり終わると、必要に応じて、裁判官からの尋問が行われます。

 

なお、当事者である原告・被告が尋問される当事者尋問の手続きも、証人尋問の手続きに準じて行われます。

 

 

 

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