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多くの組織があるアメリカの警察制度

アメリカの刑事事件のニュースには、FBIという言葉がよく登場します。FBIとは、Federal Bureau of Investigationの略語ですが、1908年に設置された司法省の一般捜査機関のことです。

 

では、FBIは日本の警察と同じものだと考えてよいのでしょうか。アメリカの警察制度について簡単に説明しましょう。

 

 

 

アメリカには、連邦レベルから地方レベルまで多数の警察組織が存在しています。

 

連邦の警察制度の中心は、司法省内のFBI・連邦保安官や麻薬取締局などですが、その他にも財務省内のシークレットサービスや陸・海・空軍内の警察など、さまざまな警察組織があります。

 

司法省とは、司法長官をトップとする行政機関で、刑事事件をはじめ、連邦政府が訴えられた民事訴訟を担当するなど、幅広い職務権限を有しています。

 

FBIの任務は、
・連邦犯罪の捜査
・国内公安情報の収集
・特定公務員の身許捜査
・犯罪鑑識
・犯罪情報の収集管理
・地方警察職員の教育訓練
です。

 

ただ、FBIは連邦法の執行機関であるため、通常の犯罪については捜査権限がなく、国際ないし州際の犯罪または連邦法で特別に規定している犯罪だけが捜査対象となります。

 

 

一般刑事法は州および郡単位で制定されているため、その執行は州および地方レベルの警察に委ねられています。

 

FBIの特別捜査官は高学歴を要求され、その三分の二以上は弁護士資格を有しています。弁護士資格を有していない者も、他の分野の専門家で博士号第5章・アメリカの裁判制度などをもっています。

 

 

州の警察制度としては、州警察局や(イウェイパトロールなどが挙げられます。これらは一般警察権限をもつ組織です。その他には、州刑事局や州麻薬局など特定分野の取締りを行う組織が設置されています。

 

 

郡レベルの警察組織としては、郡保安官の制度があります。郡保安官は、各郡に一人で、選挙により選出され、治安維持や犯罪捜査のほか、拘置所などの刑事施設の管理などを行っています。

 

 

郡の下部組織としてタウンなどがありますが、これらも警察組織を有しており、一般に都市警察と呼ばれます。映画などによく登場するロサンゼルス市警は都市警察の代表的存在です。都市警察は日常的な犯罪捜査を任務とする、アメリカにおける賢察の中心的な存在です。

 

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